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鉄骨構造物とは、鉄骨を用いて築き上げた建築物のことです。弊社では平屋から6 階建て程度の建物の製作・取り付けを行っております。また、新築工事だけでなく、増築工事や既存建物の耐震補強工事なども手掛けております。
鉄骨構造物は「耐震性に優れている」「スパン(柱間)が大きく取れる」「増改築がしやすい」といったメリットがあるほか、コストや工期などのバランスも良いのが特徴です。
また、品質確保においても非常に厳しく、ミルシート(鋼材検査証明書)の提出や、製作途中で行う製品検査、第三者機関による溶接部の超音波探傷検査など、様々な検査過程を経てようやく製品化されます。
弊社では、敷地が四角く構造上もクセのない建物はもちろんのこと、変形地・狭小地・斜線によるセットバック(柱折れ)や多方向からのセットバック(柱折れ)、そのほか高架下や狭幅員道路など、様々な条件下にある物件を数多く手掛けてまいりました。
通常、鉄骨構造物は仕上げ材で隠れてしまうことがほとんどですが、近年特異な鉄骨構造物も多くなってきており、「見せる構造物」という趣向も見受けられるようになってきています。
尚、鉄骨構造物の施工は、製品の性能や品質に関する一定の審査をクリアしている「国土交通大臣認定工場」へ依頼すると安心です(株式会社鎌建工業は国土交通大臣認定工場です)。
また、外部に使用される鉄製の階段手摺や補助手摺などには、防錆性に優れた溶融亜鉛メッキ処理を施すことをお奨めいたします。
階段手摺やバルコニー手摺は、階段や吹抜けなどの開口部からの転落防止や、生活上の手掛かりになる補助的用途に使用されております(介護・福祉用手摺は、この補助的用途に含まれます)。材質も鉄・ステンレス・アルミなど様々。鉄ひとつとってみても、既製の型材をそのまま使用したものから、加熱後叩いたりひねったりして手を加えた鍛鉄(ロートアイアン)まで、その種類は多岐にわたります。また、人の往来の多い階段手摺やエントランスまでの外構手摺等は、既成のものとはひと味違うデザイン性の高いものが多くなってきております。
尚、外部に使用される鉄製の階段手摺や補助手摺などには、防錆性に優れた溶融亜鉛メッキ処理を施すことをお奨めいたします。
階段手摺は階段脇に設けられる手摺で、「組子手摺」と「壁手摺」の2種類があります。
組子手摺は通常、支柱・足掛け・笠木・手摺子から構成されるもので、手摺子はそこからさらに縦桟式・横桟式の2種類に分けられます。他にもワイヤーを張ったり、目隠しを兼ねてパネル等をはめ込んだりと、その種類は実に様々です。また、笠木(木製)以外の部分を金属製にしたり、笠木の金属部にソフトビニールや皮を巻いたりするものもあります。
壁手摺は、手掛かりにする笠木部分からブラケットを出して壁に取り付けるものが主流ですが、腰壁の上に付けるタイプもあります。
エクステリアは門扉やポスト・表札・フェンス・バルコニー・庇など、建物の外部に設置されるものであるため、人の目に触れやすく、建物にアクセントを付けるには最適な場所です。ただし風雨にさらされる環境であることから、鉄製の場合には防錆性にとても優れた溶融亜鉛メッキ処理を施すことをお奨めいたします。
溶融亜鉛メッキ処理とは、各種金属や鋼材等に施す防錆処理の一つです。高温(約450°C)に融けた亜鉛のメッキ槽に製品をドップリ漬けることから「ドブ漬け」とも言われています。槽に沈ませるため、パイプなど中空のものは所々にメッキの抜き穴を施さなければならない反面、内側までメッキが施されます。
この溶融亜鉛メッキは通常のメッキとは異なり、母材の鉄と表面のメッキ層との間に、鉄と亜鉛の合金層ができるのが大きな特徴です。塗装ではないため「はく離」することがなく、ある程度の傷がつき鉄部が見えたとしても、亜鉛の「犠牲的保護作用」により腐食の広がりを防ぐことができます。
もちろんカラーも単一ではありません。メッキ処理直後はシルバーですが、経年によりグレーに変化します。また、溶融亜鉛メッキ処理を施した上から塗装することも可能ですので、建物や全体の雰囲気に合わせた配色にも問題なく対応できます。この溶融亜鉛メッキを施すことで、鉄素材の錆を防止するとともに、製品の耐用年数(寿命)も大幅に延長することが可能。通常の環境であれば、30年以上の防錆効果を確保できます。
建造物などの外部に露出する鉄骨などについては、耐久防食性能、経済性に優れるという理由から、一般的に溶融亜鉛メッキ工法が採用されています。