OBSESSION

鎌鍵工業のこだわり

構造物・鉄製品の提供

鉄職人のこだわりが、構造物や製品の完成度を高めます。

 人類が金属を道具として使い始めたのは、紀元前4000年頃。はじめは銅や青銅が使われ、鉄は出遅れ、 紀元前2千数百年以降に使われ始めました。その理由は、鉄は銅より融点が高く抽出方法が難しいためでした。 鉄を硬く強固にするためには、職人の技術が必須で、錬鉄に木炭を混ぜ、熱してハンマーでたたくことを繰り返す必要がありました。
 鉄を扱う難しさは現在も同様で、鋼の組織を自在に扱う必要があります。例えば建築物の鉄骨は、設計者の理論的な構造はもちろんのこと、 熟練の鉄職人たちが鉄製造に真摯に取り組み、ひとつつひとつ手間をかけ、丁寧につくりあげることで実現します。
 鎌建工業の品質は、鉄職人たちの鉄を見極める目や扱う腕によって成り立っています。ひとつひとつ受注注文だからこそ、 多くの構造物や製品へ私たちの鉄へのこだわりが生かされていると自負しております。建築家がめざす構造物に興味と愛着を持って、 鉄づくりに取り組んでいる姿勢にご理解をいただき、ご発注いただければ幸いです。